研究室で使用する計算機のクライアント設定手順
install後の設定。サーバでNIS、NFSが動いてて、さらにfortranの実行ファイルを実行できるように、calc2のfortranがインストールされている場所をマウントしている。あとは必要なアプリケーション(ここではsshとemacs)をインストール。結構適当ですが、動いています。
1.rootのパスワード設定
# sudo su
2.aptitudeのインストール
# apt-get install aptitude
3.emacsのインストール
# aptitude install emacs
4.sshサーバのインストールと起動
# apt-get install openssh-server # /etc/init.d/ssh restart
5.hostsの編集
/etc/hosts内
127.0.0.1 calc?.testlab.net calc? 172.20.121.1 server.testlab.net server
を追加
6.NFSのインストール、/home1のマウント、/optのマウント(fortranのため)
# aptitude install nfs-common # mkdir /home1 # mount -t nfs server:/home1 /home1 # mount -t nfs calc2:/opt /opt
/etc/fstab内
server:/home1 /home1 nfs auto 0 0 calc2:/opt /opt nfs auto 0 0
を追加
7.fortranの設定(ログイン時にfortranのパスが通っている状態にするため)
/etc/bash.bashrc内
/opt/intel//////(自分の環境に合わせて)
を追加
8.NISの設定
# aptitude -y install nis
途中、ドメイン名を指定(testlab.net)
/etc/yp.conf内
domain testlab.net server server.testlab.net
を追加
/etc/nsswitch.conf内
行の最後に「nis」を追加
passwd: compat nis # 7行目:追記 group: compat nis # 追記 shadow: compat nis # 追記 hosts: files mdns4_minimal [NOTFOUND=return] dns nis # 追記
# initctl restart ypbind 実行
ubuntu16.04でサーバ作ってみようと思う
今研究室で使っているサーバが、ubuntu14で、10年位前のPCにインストールして使ってる。一応、NIS、NFS、sambaが動いていて問題はないんだけど、さすがに古い。ちょっと前までWIEN2k計算機として利用していたi7でメモリ8GのPCがあるので、それをサーバにしたい。現状でubuntu14がインストールされているので、とりあえずubuntu16にアップデートしてみた。
うまく設定できて、時間があったら色々書きます。とりあえず、NISのスレーブは失敗しました。意味わからん。
(2016.12.2追記)
あきらめて、ubuntu14.04をクリーンインストールしました。
ubuntuでsambaの再起動
サービスの再起動と言ったら、昔っから
# /etc/init.d/smbd restart
でOKと思っていたんだけど、今は違うんだね。
正解は、
$ sudo service smbd restart
みたいです。
新しい学生のパスワード無しでのログインでハマる
4月に新しい学生がきたので、その時にユーザを作ってログインのテストをしたんだけど、普通にadduserで作っていたので、/home/以下にホームディレクトリが作られていた。まあそれが普通なんだけど、色々と都合があって、みんな/home1/以下にしてサーバの/home1を計算機にマウントさせていたことを完全に忘れてた。そんな状態でNISとかNFSが動いていたので、サーバから計算機にログインするときに、計算機にホームディレクトリが無い!ってことで怒られた。
とりあえず、homeからhome1にホームディレクトリをコピーして、/etc/passwdファイルのホームディレクトリを書き換えて、なんとか解決。そのあとは、前に書いた
http://d.hatena.ne.jp/ohzeki/20140917/1410932726
を参考に、設定完了。
Emacsのdired表示でファイル名編集
いつも忘れるので、書いておきます。普通にC-x d Enterでdired表示をした時、ファイル名を編集したいことがあります。この表示はread onlyなので、通常、カーソルを変更したいファイルまで移動して、「R」と打つと、ミニバッファにrenameするように出てきます。これでとりあえずOKですが、たくさん一括編集したい時など、面倒です。で、.emacsに対応するファイルに
(require 'wdired) (define-key dired-mode-map "r" 'wdired-change-to-wdired-mode)
と書いて再起動すると、「r」を押すだけで、dired表示が編集可能になり、「C-c C-c」で編集終了となります。一括編集は、この状態で置換とかすればいいじゃない。
以下のページを参考にしました。
http://d.hatena.ne.jp/higepon/20061226/1167098839
停電でPCが強制停止後、ubuntuが起動しない
今日、雷で停電したらしい。時間は短かったけど、PCを停止させるには充分すぎるほどの長さ。出勤して、研究室がやけに静かなのでおかしいと思ったら、サーバ1台と計算機5台、自分のメインマシン1台の電源が落ちてた。とりあえず電源を入れて、計算機とかサーバをチェックすると・・・なんと、サーバのsambaにアクセスできない。_| ̄|○
とりあえずディスプレイをつけて確認したら、ubuntuの起動時の、ドッドが流れてる画面。何も受け付けないし、もうわからんから、電源長押しして強制再起動を敢行。すると、やはり同じ画面で停止。今度はしばらく待ってみようと思って、10分くらい放置してたら、画面に何か出てきた!(のが、下の画像)
読めないし・・・
たぶんディスクチェックと信じて、とりあえず待ちですな。
(続き)
ESCキー押したら、反応して画面が起動時のログに変わったけど、/home1のチェックが13%で停止したまま・・・ってことで、あきらめてこれまた強制再起動。今度はPCに張り付いて、初めからESCキーを押してログをチェックしてると、やはりfsckが始まったのが下の画像。
♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦ keys:♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦C♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦
みたいに書いてあるので、読めないけど「C」を押せば何か起きそうってことで、押してみたら、
keys: /home1♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦ keys:F♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦I♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦S♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦M♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦
と出てきた。なんだかわからないが、「S」はstopの「S」だ!と信じて「S」を押したら、
となって、先に進んでとりあえずubuntuが起動。でも、/home1はマウントされてなかったので、
# mount /home1
で普通にマウントできました。sambaもアクセスできたし、共有フォルダも問題ないし、とりあえずOKですが、再起動してもまた同じことの繰り返し・・・。tune2fsコマンドでfsckの制御ができるって書いてあったので
再起動時のファイルシステムチェックfsckを抑止する方法
のとおりにチェックしたんだけど、すでにカウント回数とかチェック間隔はチェック無しの設定にされていたので、変更無し。どーしましょ?
色々検索したら、どうやら以下のような英語が日本語でかかれて、文字化けしている様子。まったく、余計なことを・・・
mountall Filesystem has errors: / Checking disk drives for errors. This may take several minutes. keys:Press C to cancel all checks in progress keys: Errors were found while checking the disk drive for /. keys:Press F to attempt to fix the errors, I to Ignore, S to skip monting, or M for manual recovery
「S」は、Skipなのね。
(さらに続き)
このままではさすがに次の再起動でも困るので、Skipせずに、「F」を押してFixすることに。1度目が13%で止まり、次が41%まで順に進んで、一気に100%に飛んで通常起動していたので、さらに再起動。今度はfsckが1%からスタートして100%まで順に表示され、通常起動。さらに再起動して確認すると、今度はfsckで止まらずに、短い時間で再起動できました。よくわかりませんが、どうやら我慢が足りなかったようです。